メンズのパイパンは増えている？ハイジ男子になるメリットも紹介

アンダーヘアをすべて処理した状態を指す「パイパン」は、これまで女性のものというイメージが強かったかもしれません。しかし、近年では男性の間でも「ハイジ男子」と呼ばれるパイパン志向の人が増えています。
清潔感や蒸れ・においの軽減、パートナーからの好印象など、外見・衛生・性の側面で多くのメリットがあることが支持されている理由です。また、風俗やメンズエステの現場でも、パイパン男性は施術しやすく歓迎される傾向にあります。

当記事では、パイパンにするメリットや処理方法、気をつけたい注意点について解説します。

性器周りのアンダーヘアをすべて処理した人のことを「ハイジニーナ」と言います。ハイジ男子とは、アンダーヘアをすべて剃る、または脱毛してパイパンにしている男性のことです。近年では男性の中でもVIO脱毛への関心が高まり、陰毛をすべて処理する男性が増えています。

陰毛をすべて処理した状態は清潔感があり衛生的であると、一般的に女性からの評価が高い傾向にあります。女性を対象に行われた一部のアンケートでは、男性がアンダーヘアを手入れすることに賛成している割合が約9割という結果も出ています。

また、風俗やメンズエステで働く女性からもサービス提供や施術のしやすさから好印象を得られやすいです。ハイジ男子はこうした背景から、清潔思考や美容意識の高まりを象徴する存在となりつつあります。

ハイジ男子が注目を集めている背景には、見た目だけでなく実用面でのメリットが多いことが挙げられます。実際にVIOのムダ毛を処理することで、衛生面の向上やにおいの軽減、パートナーとの関係性にまで良い影響をもたらすことがあります。

ここでは、メンズがパイパンにすることで得られる代表的なメリットを5つ紹介します。

パイパンにすることで、陰部をより清潔に保ちやすくなります。毛があるとどうしても皮脂や汚れがたまりやすく、衛生面での不安がつきまといます。しかし、ムダ毛をすべて処理すれば、肌への付着物が減り、洗浄時もスムーズに対応できます。

入浴時にはボディソープがしっかり行き届き、毛に絡まることなく洗えるため、陰部周辺を清潔に保つことが可能です。特に介護や医療現場、性交渉などで陰部を見せる機会がある場合、相手に不快感を与えにくい点もメリットとして挙げられます。

陰部のアンダーヘアをすべて除去することで、蒸れやすい環境が大きく改善されます。毛が密集していると汗や湿気がこもりやすく、雑菌の繁殖やかゆみの原因となることがありますが、パイパンにすることで空気の通りがよくなり、肌表面を乾燥した清潔な状態に保ちやすくなります。

特に夏場など汗をかきやすい季節には、蒸れが引き起こすかゆみやにおいが気になる方も多いでしょう。パイパンであれば、こうした不快感を軽減できるため、日常的な衛生管理の面でも有利です。肌トラブルを予防したい方にも適した方法と言えます。

アンダーヘアがない状態は、すっきりとした清潔感のある印象を与えるため、特にパートナーとの関係性においても好印象を持たれやすい傾向があります。

陰毛が整っていないと、不衛生に見えたりだらしない印象を与えたりすることもありますが、パイパンにすることで肌の輪郭がはっきりとし、整った印象になります。下着や水着を着たときにも毛がはみ出る心配がなく、見た目の美しさを重視したい方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

パイパンにすると、性器まわりの毛で隠れていた部分が露出するため、視覚的に性器が一回り大きく見えるようになります。実際のサイズが変わるわけではありませんが、毛に覆われていた部分がなくなることで全体的にすっきりと見え、輪郭もはっきりします。

この視覚効果は、パートナーとの関係においても好印象につながることがあり、自分に自信を持ちたいと考える男性にとっては魅力的なメリットとなるでしょう。見た目の印象を高めたい方におすすめです。

パイパンにすることで、パートナーとの性生活がより快適で豊かなものになります。陰毛がない分、肌と肌が直接触れ合うため密着度が高まり、パートナーの体温や触れた感触をより鮮明に感じられます。視覚的にも清潔感があり、相手に安心感や好印象を与えやすくなる点もメリットです。

また、蒸れやにおいの心配が減ることで、前戯などのスキンシップにも積極的になりやすく、プレイの幅が広がる可能性があります。性生活に新たな刺激を加えたいカップルにも、パイパンは効果的な選択肢となるでしょう。

パイパンにするためには、毛の処理方法を自分の目的や肌質に合った方法で選ぶことが大切です。自宅で簡単に処理できる方法から、永久脱毛を目指せる方法まで、さまざまな手段があります。以下では、代表的な3つの処理方法について詳しく紹介します。

カミソリは、自宅で手軽にパイパン処理ができる方法の1つです。身近な道具で安価に始められ、使い慣れている方も多いため初心者にも適しています。

ただし、アンダーヘア周辺の皮膚は敏感なため、カミソリ負けや肌荒れを起こす可能性がある点には注意が必要です。剃った後すぐに毛が生えはじめ、チクチクとした不快感を覚えることもあります。

処理するときは毛の流れに沿って剃り、処理後には保湿ケアを行いましょう。入浴後に行うと毛がやわらかくなり、より安全に処理できます。

除毛クリームは、ムダ毛に塗布して数分置くだけで毛を溶かして処理できるアイテムです。カミソリを使わずに済むため、刃による肌トラブルを避けやすく、処理後のチクチク感も比較的少ないのがメリットです。

なお、除毛クリームにはアルカリ性の成分が含まれており、肌が弱い人には刺激となる場合もあります。陰部周辺の皮膚は特にデリケートなため、使用前に必ずパッチテストを行い、異常がないか確認することが大切です。使用後は保湿ケアも忘れずに行いましょう。用法・用量を守れば、比較的簡単に清潔感のある仕上がりを得られます。

アンダーヘアがない状態を長期間維持したい場合は、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの施術がおすすめです。特に医療脱毛は永久脱毛が可能で、自己処理の手間を大幅に減らせる点が大きなメリットです。

施術方法にはレーザー脱毛や光脱毛などがあり、いずれも毛根にアプローチして再生を抑制します。回数を重ねることで毛が徐々に薄くなり、最終的にはツルツルの状態を保てるようになります。

一方で、施術には時間と費用がかかる点、施術時に痛みを感じる可能性がある点には注意が必要です。また、デリケートゾーンの脱毛は羞恥心を伴うこともあるため、事前にカウンセリングを受けて不安を解消しましょう。

パイパンは清潔感があり快適に過ごせると人気を集めていますが、毛をすべて除去することで下着との摩擦が直接肌に伝わりやすくなり、かゆみや肌荒れが起こる可能性があります。また、剃毛や除毛後には毛が伸びてくる過程でチクチクとした不快感を覚える人も多く、継続的なケアが必要です。

パイパンに対する価値観は人によって異なるため、パートナーや家族から驚かれたり否定的な反応を受けたりすることもあります。自己処理でカミソリや除毛クリームを使用する際には、陰部の皮膚がデリケートであるため、肌トラブルや炎症を引き起こさないよう十分な注意が求められます。自分に合った方法を選び、必要に応じて専門の脱毛サービスの活用を検討することも大切です。

近年では、男性の間でもアンダーヘアをすべて処理する「ハイジ男子」が増えており、見た目の清潔感やにおい・蒸れの軽減、パートナーとの性生活の快適さなど、さまざまな面で注目を集めています。カミソリや除毛クリームによる手軽な処理から、医療脱毛による長期的なケアまで、処理方法も選択肢が広がっています。

一方で、肌トラブルや毛の再生時のチクチク感、周囲の反応といった注意点もあるため、正しい知識を持って自分に合った処理方法を選ぶことが大切です。パイパンは、衛生面と美容意識の両面から、多くの男性に支持されるようになってきています。